「奄美引越便」の池田です。
今回もお困りのお客様からご依頼いただきました。
エンジントラブルで動かないバイク、不動バイクの輸送の事例をご紹介いたします。
不動バイクは多くの車輸送会社が断るようで、弊社のような引っ越し会社に依頼がきました。
船会社としては、やはり嫌がるというかうけたくない案件のようですが、お困りのお客様のために最前をつくせればと思います。
不動バイクの送り方にはチェックポイントがいくつかあるので、ご確認下さい。
・奄美大島への不動バイクの送り方
①ガソリンは必ず空っぽに。(貨物運送の法律上、ガソリンが空でないと輸送できません)
不動バイクを送ろうとしているくらいですから、バイク屋さんや車に詳しい方だと思うので、説明不要かもしれませんが、ガソリンの抜き方を記載いたします。
(そもそも長期間乗らないバイクだとガソリンの変質を避けるため、すでに空っぽにしているとは思いますが)
ガソリンの抜き方
燃料コックのあるバイクですと、リザーブにすることでほぼほぼガソリンが抜けます。
燃料コックのないタイプですと、負圧コックのパイプをクリップ等で止めて、負圧コックからパイプを抜いてガソリンを抜きます。
不動バイクの場合は、通常のバイク陸送以上に厳しいので、しっかり空にしておいてください。
②バイクが万が一倒れて傷がついても免責扱いとなります。
コンテナ内に、紐で縛って倒れないようにしますが、船の状況によっては縦揺れ横揺れがひどく、倒れてしまうリスクはゼロではありません。
万が一倒れても傷を最小限にするように梱包資材も使用します。
ただし保険の関係で、不動バイクや不動車は、保険会社の査定では価値がないと判断されてしまうため、傷がついても保証がおりない可能性が高いそうです。
不動状態でも価値のあるものだと、証明できればおりることがあるそうですが、実際は難しいと保険会社から聞いております。
奄美大島に不動バイクを送りたい方は、一度ご相談ください。
立地によっては、バイクの保管場所まで引き取りに行くことも可能です。